病気じゃないけど健康でもない・・・そういった状態の時、中国では薬に頼る前に食事を改善する「食養生」を行います。

胃が弱っていると感じるときには【長芋】をすって野菜にかけて食べたり、肩こりがつらく感じるときは【黒ゴマ】を料理にかけたりなど、食材の特徴や、選び方の知恵を利用します。

薬膳料理と聞くと小難しいイメージがあるかもしれませんが、実はそういった身近な食材でできる簡単なことだけでも、日々の食事が「薬膳料理」になるんですよ!

薬膳料理の基本は「五味五色」

毎日の食事に取り入れたいのが「5つの味と5つの色」を揃えた「五味五色」の献立。

五味は「甘・酸・辛・苦・鹹」という5つの味覚のこと。※鹹(シェン)は塩辛い味を指します。

五色は「白・赤・黄・黒・緑」それぞれの色を持つ食材のこと。

白は白米や麺類。
赤はトマトやスイカ、肉の赤身など。
黄はにんじんやかぼちゃなど。
黒は黒ゴマやきのこ類。
緑はほうれん草や小松菜などの葉野菜。

この「五味五色」をバランスよく摂ることを心がけると健康を保てると言われています。

食養生の体験談

20代の頃に婦人科系の疾患で手術を予定していた時、インターネットで見つけた漢方薬局の中医学の先生にお世話になり、食養生と漢方の力を借りて症状を改善し、手術をせずにすんだ経験があります。

期間はたったの1ヶ月半。年齢が若かったこともあり、短期間に集中して養生することで身体が変わりました。

そして、3ヶ月後に予定した手術を回避することができたんです。

このことから「身体は食べたものでできている」ということを体感し、体調が崩れた時には食べ物や口にするもの(水など)を見直すようになりました。

体質改善は食事の見直しから!

人にはそれぞれウィークポイント(症状が出やすい弱いところ)がありますが、どんな病気や症状があっても、基本的に食事を見直すことは改善への早道になると思います。

身体の中の気血水の流れが滞っていたら、外から薬やサプリメントなどを入れても効果は半減してしまいますからね!

当時お世話になった中医学の先生の書籍を久しぶりに探してみたら・・・なんと、4月に増刷が決まったそうです!びっくり!!

現在は中古本のみとなっていますが、4月初旬に増刷分がアマゾンでも手に入るようです。気になるかたはチェックしてみてくださいませ。

キレイ&元気のための「漢方」+「薬膳レシピ」