Q.パーキンソン病で医療や介護の支援は受けられますか?

A.要支援か要介護に認定されれば受けられます。

パーキンソン病は「特定疾患」のひとつなので、指定されれば医療費などの助成が受けられます。

ただし、パーキンソン病と診断された人すべてが公的補助を受けられるわけではなく、症状が進行した患者さんに限られます。

認定される条件の基準は「ヤール重症度」が3度以上で、かつ「生活機能障害度」が2度以上の人です。

◎ヤール重症度

1度 片側に症状
2度 両側に症状
3度 活動がやや制限
4度 介助が必要
5度 車いすなどが必須

◎生活機能障害度

1度 日常生活、通院にほとんど介助を要さない
2度 日常生活、通院に部分的に介助を要する
3度 日常生活に全面的に介助を要し、独立では歩行や起立ができない

「要支援」あるいは「要介護」に認定された場合、介護保険のサービスを受けられます。

要支援は「自立した生活を送れるものの要介護にならないために支援が必要」という状態で、要介護は「常時介護が必要」な状態です。

介護保険は一般的に65歳以上が対象ですが、パーキンソン病では40歳以上が対象となります。

介護保険のサービス内容は「訪問サービス」「施設サービス」「住宅改修や車いすのレンタル必要補助」などです。要支援と要介護では利用できるサービスが異なります。

さらに、身体障害者手帳の交付や障害者自立支援法による支援を受けられることもあります。

パーキンソン病の患者さんには、動きにくさや不安から孤独になりがちです。家族が中心になって励まし、支えてあげることが治療の大きな助けになります。

患者さんや家族同士のグループ交流

パーキンソン病の患者さんと家族は、病気の進行や生活に関してさまざまな悩みを抱えています。

患者さんや家族どうして情報交流をしたり相談できる場として、いろいろなグループがあるので参加してみるのもよいでしょう。

全国パーキンソン病 友の会
http://jpda-net.org/
03-5318-3075(本部)

症状がどんどん進行してしまい、手遅れになる前に・・・

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