Q.パーキンソン病の家族が家の中で動きやすくするには?

A.手すりを付けたり、段差をなくす工夫をしましょう。

パーキンソン病では、積極的に体を動かすことが重要です。しかし、歩行に障害が現れていると、健康な人と同じようには動けません。

また、パーキンソン病の進行期には転びやすくなりますが、転倒して骨折などをすると運動できなくなり、さらに体の動きが悪くなります。

こうしたことから、患者さんが安全に暮らせる環境づくりを行うことが大切です。例えば、床に物を置かずにすっきりさせるだけでも歩きやすくなります。

そのほか、トイレを使いやすい洋式にしたり、手すりを付けるなどするとよいでしょう。

安全に移動するための住まい対策

◎廊下など

廊下に手すりを付ける 転倒を防ぐために、廊下に手すりを付ける。
曲がり角には目印を付ける パーキンソン病の患者さんは曲がり角で足がすくみやすいが、適度な感覚でテープを貼って目印を付けておくと、足が前に出やすい。
段差にはスロープを付ける 敷居などの小さな段差につまづきやすいので、スロープなどを付けて段差をなくす。

◎トイレ

手すりをいくつか付ける トイレに直線形やL字形の手すりをいくつか付けるとよい。体の向きを変えるときの支えや、転倒防止になる。
「補高便座」を取り付ける 便座低くて座ったり立ったりする動作がつらいときは、座面を高くする補高便座を使う。

基本的には、高齢でうごきにくくなった人がいる家庭での対策と同じです。

加えて、パーキンソン病の患者さんは「布団を重く感じやすい」ので、掛け布団は軽いものを使うほうが楽になります。

症状がどんどん進行してしまい、手遅れになる前に・・・

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