パーキンソン病の早期治療たのめに、初期の症状を見逃さないようにしましょう。

初期に多いのは「安静時の震え」

初期に気づかれやすいのは、手足の震えです。

手足の震えはほかの病気でも起こりますが、パーキンソン病の場合は、安静時に震えて、動作をすると止まるのが典型的です。

反対に、例えばカップを持つなど、何か動作をしたときに震えが起こる場合には、別の病気が疑われます。

パーキンソン病と似た病気

手足の震えは「甲状腺の病気」や「ぜんそくの薬の副作用」でも起こることがあります。

そのほか、「本態性振戦(ほんたいせいしんせん)」という震えだけが現れる病気もあり、この場合は動作をするときに震えが現れます、

また、手足の震えに限らずパーキンソン病に似た症状が現れる病気があり、これはまとめて「パーキンソン病症候群」とよばれています。

パーキンソン病に特徴的な4つの症状のうち、2つ以上が現れている状態をいいます。パーキンソン病のほか、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多発性の脳血管障害などがあてはまります。

新しい検査により早期発見が可能に

診断では、問診のあと、関節の動きや体のバランスを調べます。

その結果、パーキンソン病が疑われる場合には、MRI(磁気共鳴画像)やSPECT(スペクト・単一光子放出コンピュータ断層撮影)による画像検査などを行います。

ドパミン神経の状態を見ることができるSPECT検査は、2014年1月末から保険診療が可能に。従来の検査ではできなかったドパミン神経の状態を直接見ることができるので、パーキンソン病の早期発見にとても役立ちます。

手足の震えなど気になる症状がある場合は、神経内科を受診しましょう。

症状がどんどん進行してしまい、手遅れになる前に・・・

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