手と指の痛み・しびれ を起こす病気にはさまざまなものがありますが、特徴的な症状から病気を推測できることがあります。

症状を軽視してほうっておくと、悪化して手や指の動きが悪くなったり、関節が破壊されたりして、生活の質が低下してしまうことがありますので注意しましょう。

手と指の痛みとしびれの主な症状

手と指の痛み・しびれがある場合、どんな病気が起こっていると推測できるのでしょうか。3タイプの女性のケースを見てみましょう。

ケース1

物を掴んだときに指の関節が痛み、関節は変形して固く太くなっている。

・ 親指から小指まで
・ 痛み、変形
・ 第一関節

指の変形があることから『 変形性関節炎 』が疑われます。

ケース2

親指が曲げにくく、無理に曲げると戻らなくなるときがある。強い力を入れて戻そうとすると、カクンと指が跳ねるようになり、痛みや腫れもある。

・ 痛み、腫れ
・ カクンと跳ねる
・ 親指の第一関節

カクンと跳ねるように伸びるという特徴的な症状、痛み・腫れなどの症状から、腱鞘炎のうちの『 ばね指 』が疑われます。

ケース3

親指から薬指の半分にかけて、指先にジンジンするようなしびれがあり、特に明け方に症状が強くなる。

・ しびれ
・ 明け方に強くなる
・ 親指から薬指の半分まで

症状の起こる部位(親指から薬指の半分まで)と、明け方に症状が強くなるという特徴から、『 手根管症候群 』が疑われます。

病気の原因

これらの病気はさまざまな原因で起こります。

加齢、手や指の使いすぎが原因になることもありますが、更年期以降の女性に多く見られることから、発症には女性ホルモンのバランスの乱れが間接的に影響しているのではないかと考えられています。

また、糖尿病、甲状腺の病気がある人、透析治療を受けている人などに起こりやすいとされています。

発症年齢では、変形性関節炎症は50歳以上の人に多く、高齢になると発生率が増加しています。

一方、腱鞘炎と手根管症候群は、40~60歳に発症のピークがあります。

いずれも、気になる症状がある場合は、早めに整形外科などで医師の診察を受け、自宅でのセルフケアも始めましょう。

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