腱鞘炎の治療法には、「 薬物療法 」と「 手術 」の2つがあり、通常は、まず薬物療法が行われます。

腱鞘炎の薬物療法

軽度の腱鞘炎の場合には、「 消炎鎮痛薬 」の湿布薬を用いたり、塗り薬を使ってマッサージしたりします。

症状が進んでいる場合には、「 ステロイド薬 」を腱鞘に注射します。

ステロイド薬には、炎症を抑える働きがあり、痛みを改善できます。用いられる薬の種類にもよりますが、効果はおよそ半年から1年ほど続きます。

そのまま完治する人もいますが、改善が見られず、手術が必要になる人もいます。

症状によっては装具が用いられる

手指の腱鞘炎があり、ばね指の症状が長期間続くと。腱鞘炎が改善しても関節が硬くなり、手指が完全に伸びなくなったり、十分に曲げられなくなったりすることがあります。

そのような場合、関節の硬さを改善するために、装具を用いた治療が行われることもあります。

「 セーフティ・ピン・スプリント 」は、完全に伸びなくなった指を伸ばすもので、手指を伸ばした状態で板状の装具で固定します。

「 フレクション・ストラップ 」は、十分に曲げられなくなった指を曲がるように支持する装具で、指を曲げた状態でベルトを巻きつけます。

どちらも、関節の硬さや手の大きさを考慮し、個人個人に合ったものが医療機関で作られます。

これらの装具は、通常1日に数回、1回30分間くらい装着します。セーフティ・ピン・スプリントは就寝中にも装着できます。

装具は関節の硬さを改善するためのもので、腱鞘炎の治療はできません。そのため、薬物療法と並行して行われます。

腱鞘炎は、治ります・・・

 
 
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