中性脂肪の値は、食生活による影響が大きいため、できるだ食生活の改善だけで様子を見ます。それでも数値の改善が不十分な場合には、加えて薬物療法が行われます。

よく用いられるのが「フィブラート」です。この薬には、肝臓で中性脂肪が合成されるのを抑え、中性脂肪の分解を促す作用があります。

フィブラートもスタチン同様、横紋筋融解症(おうもんきんゆうかい)が起こる可能性があります。特にスタチンと併用すると起きやすくなります。

ほかにも用いられる薬

フィブラートだけでは効果が不十分なときは。次のような薬を併用します。

◎EPA製剤
魚のあぶらに含まれる成分を抽出したもので、ふだんあまり魚を食べない人に、より効果的です。また血栓の形成を防ぐ働きもあります。

◎ニコチン酸誘導体
中性脂肪値を下げ、HDLコレステロール値をある程度あげる作用があります。そのため、高中性脂肪血症に加えて、低HDLコレステロール血症がある人に適しています。

 
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