膝の痛みを訴える人の8~9割を占めているのが、膝関節の半月板が傷み、関節軟骨がすり減ることにより生じる変形性関節症という病気です。

その大きな原因は「 加齢 」と「 肥満 」です。

歳をとると、日々膝にかかってきた負荷がそれだけ積み重なり、半月板が傷んだり関節軟骨がすり減りやすくなります。そのため、高齢化社会になればなるほど、この病気が増えていくと予想されます。

また、肥満があると、膝にかかる負荷をより大きくしてしまいます。例えば、体重が3kg増えると、階段の下りで片方の膝にかかる負荷は約10kg増にもなります。

実際、肥満があると、変形性関節症を発症する危険性が高まることは、はっきりしています。

運動不足がさまざまな問題を招く

変形性関節症の症状を悪化させる要因に、運動不足があります。

運動をしないでいると、膝やその周囲に次のような問題が生じます。

脚の筋力低下

例えば、登山やランニングなどで脚が疲れてくると、膝がガクガクと震えてきます。これは、脚の筋力が低下した状態です。

着地したときの衝撃は、筋肉が働くことで和らげられているので、このように筋肉が低下すると、その衝撃を十分に和らげられず、痛みを生じてしまいます。

関節軟骨に悪影響

関節軟骨には、血管が走っていません。膝関節を包む「関節包」の中の空間には、「関節液」というドロっとした液体が少量含まれています。関節軟骨の細胞は、この関節液を介して栄養を得ています。

運動不足で膝をあまり動かさないでいると、関節液がよく循環せず、関節軟骨に栄養が行き渡らなくなって「栄養不足」になります。

関節が硬くなる

運動不足で膝をあまり動かさないと、やがで膝関節を動かせる範囲がどんどん狭くなってしまいます。

その結果、正座ができなくなったり、脚をまっすぐに伸ばせなくなります。

このように、運動不足は膝に悪影響を与えますが、一方で、運動のし過ぎでスポーツ外傷と呼ばれるけがをして、痛みが出ることもあります。

半月板を傷める「半月板損傷」や、膝関節の靭帯を傷める「靭帯損傷」がその代表です。

日常の運動不足にも気をつけなくてはいけませんが、激しい運動にも注意必要です。

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【 変形性膝関節症の手術 】
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