血液中のコレステロールの値は、健康診断などで受ける血液検査で知ることができます。

◎LDLコレステロール値
高いと動脈硬化をが進んでしまいます。数値が140mg/dL以上の場合、注意が必要です。

◎HDLコレステロール値
低いと動脈硬化が進んでしまいます。数値が40mg/dL未満の場合、要注意です。

コレステロールのほかに、血液中には、脂質の一種の中性脂肪も存在しています。中性脂肪も、やはり体に必要な物質で、細胞が活動するための燃料になります。

しかし、血液中に増えすぎると、LDLとHDLに悪い影響を与えてしまいます。中性脂肪の値も血液検査でわかります。

◎中性脂肪の値
数値が150mg/dL以上の場合、注意が必要です。

そして、これらの脂質の値が1つでも基準値を満たしていれば、脂質異常症と診断されます。

LDL・HDLと中性脂肪の関係

血液中に中性脂肪が増えすぎると、LDLは通常よりも小型化し、血管壁の中に入り込みやすくなります。小型化したLDLは、血管壁内でコレステロールの塊をつくりやすく、超悪玉として、動脈硬化をいっそう進めてしまいます。

また、中性脂肪が増えすぎると、HDLは減って、血管壁に溜まったコレステロールが回収されにくくなるため、動脈硬化が進行しやすくなります。

つまり中性脂肪は、悪玉であるLDLの「 味方 」、善玉であるHDLの「 敵 」のような存在になってしまうのです。そのため、動脈硬化が促進されるというわけです。

 
【 関連記事 】
コレステロールとは?
コレステロール値を正確に知るための血液検査
動脈硬化で起こる病気
内臓脂肪型肥満とは?
内蔵脂肪型肥満かどうかを調べるには
肥満した人の脂肪細胞
動脈硬化になるリスク(喫煙習慣・生活習慣病など)
LDLコレステロールの目標値
コレステロール値を下げるための薬物療法