逆流性食道炎(胃食道逆流症)と診断された場合
どんな薬を飲めばいいのでしょうか?

逆流性食道炎の治療は
主に以下の2パターン。

1.逆流を止める
2.酸中和してを弱める

内服薬で効果的なものは
胃酸の分泌を抑える方法です。

中でも、プロトンポンプ阻害薬(PPI)
と呼ばれる薬が最も効果的と言われています。

この他に、酸を中和したり、
酸による刺激を弱める薬を使ったり
逆流をおこりにくくする薬を併用することも。

ここでは、逆流性食道炎で処方される
薬の種類と効果について見てきましょう。

酸分泌抑制薬

胃酸の出方を抑える薬には

・H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)
・プロトンポンプ阻害薬(PPI)

の2種類があります。

H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)

H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)は
日中の酸分泌を抑える力が弱く、
あまり効果が期待できないそう。

H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)
ファモチジン(ガスター)、ラニチジン(ザンタック)、ニザチジン(アシノン)

また、H2ブロッカーの作用を持つ薬の一部は、
一般の薬局でも購入できますが
(ガスター10などが有名ですね)
病院で処方されるものとは成分などに違いがあり
効果にも差があるようですね。

プロトンポンプ阻害薬(PPI)

逆流性食道炎(胃食道逆流症)には
PPIのほうが効果的と言われています。

プロトンポンプ阻害薬(PPI)
タケプロン(ランソプラゾール)、パリエット(ラベプラゾール)、ネキシウム、オメプラール、タケキャブ

ただ、十分に効果を発揮するまでに
数日かかることがあります。

薬剤の種類によっては、
体質によって十分な効果が得られないことも・・・

服用をはじめてしばらく経っても
効果があまり感じられないときには
主治医の先生に相談してみましょう。

制酸薬・アルギン酸

逆流をおこしても食道の刺激にならないようにする薬には
制酸薬・アルギン酸の2種類があります。

制酸薬

制酸薬は、酸を中和することで
逆流しても刺激にならないようにするお薬です。

飲むとすぐに効き目が現れるのですが
中和されたものがすぐに胃から出てしまうので
効果は長く持続しません。

制酸薬
マーロックス懸濁用配合(複合制酸剤)

アルギン酸

アルギン酸は、
水に溶けるとドロっとした液体になるので
食道粘膜全体を覆って
その上に酸が逆流しても
食道に刺激がないようにしれくれます。

アルギン酸
アルロイドG(アルギン酸ナトリウム)やトロキシン

ただ、こちらも
何度かものを飲み込むと
覆っていたものが取れてしまい
効果がなくなってしまうのです・・・

制酸薬にしても、アルギン酸にしても
即効性があり、便利な薬ではあるのですが
いずれも症状を一時的に改善するための薬
ということになります。

その他の薬

その他に、逆流を防ぐ力と
食道蠕動運動を増強する作用を持つ薬を
処方される場合がありますが
こちらは、補助的な役割にとどまります。

その他の薬
ガスモチンやナウゼリンなど

症状に合わせた薬で改善をはかり、
同時に生活習慣や食生活を見直して
逆流性食道炎の辛い症状をなくしていきましょう!

逆流性食道炎の辛い症状に悩まされているあなたへ・・・
 
慢性化した逆流性食道炎の症状 でも、
薬に頼らず、健康的に改善させる方法 があります。

その「 方法 」とは・・・?
 
 


 
■逆流性食道炎の原因は?

逆流性食道炎(GERD)とは?
逆流性食道炎の原因は?
①生活習慣(食生活)の問題
②お腹に圧力がかかる体型
③その他の要因(一部の治療薬など)

■逆流性食道炎の症状をチェック!

逆流性食道炎の症状をチェックしてみよう!
①食道や胃などの消化器官の症状
②食道以外(喉・咳など)の症状
③自律神経の乱れに伴う症状

■逆流性食道炎の診断検査方法

基本的な逆流性食道炎の診断検査方法・費用・時間
補助的な診断・検査方法「24時間pH(ペーハー)モニタリング検査」
検査は胃カメラ以外でもできる?薬を内服するだけのPPIテストとは

■逆流性食道炎の治療方法

逆流性食道炎の薬はどんなものが処方されるの?
逆流性食道炎の薬(PPI)に副作用はある?
逆流性食道炎の薬(PPI)はどのくらいの期間飲み続ければいいの?

■逆流性食道炎で注意すべき食事

逆流性食道炎で注意すべき食事・食材
①胃酸の分泌を増やす食材
②食道の粘膜を刺激する食材
 
 
逆流性食道炎を克服した方の体験談