パーキンソン病は薬でのコントロールが主流になっていますが、最近では病院でも漢方薬を取り入れて、従来の薬との併用をするケースが増えてきているようです。

できれば実家のおばあちゃんにも、薬の量を少しでも減らして、漢方薬を取り入れてもらえたらいいな・・・ということで パーキンソン病の治療・症状改善の効果が期待できる漢方薬 について調べてみました。

パーキンソン病に有効と言われている漢方薬

パーキンソン病に有効と言われている漢方薬は、以下のようなものがあるそうです。

厚朴(コウボク)
痙攣・ふるえを抑え、筋肉のこわばりを緩和する作用があります。なかには、厚朴のみでパーキンソン病の進行を抑制したという報告もあるとのこと。一般的には単独使用よりも、他の漢方と組み合わせて処方されることが多いです。

白芍(ビャクシャク)
鎮痙・鎮痛作用が認められている生薬。筋肉の収縮力を減弱させ、運動を抑制します。

抑肝散(ヨクカンサン)
柴胡(サイコ)・釣藤鈎(チョウトウコウ)・甘草(カンゾウ)など7種類の生薬からできた方剤。筋肉のこわばりを緩和し、神経を鎮めて気分を落ち着ける効果アリ。手足のふるえや痙攣にも有効であるとされています。体質にこだわらず、幅広い患者に用いられるのが特徴。

半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
半夏(ハンゲ)・厚朴(コウボク)・茯苓(ブクリョウ)など5種の生薬を配合。咳や吐き気を抑えるなど咽頭・食道部分に効力を発揮するため、嚥下障害に有効であるとされています。

柴朴湯(サイボクトウ)
柴胡(サイコ)・黄ごん(オウゴン)・半夏(ハンゲ)など、10種類の生薬から成る方剤。L-ドパと併用すると不随意運動が減ったり、L-ドパの効果が長続きするという報告があります。

「病院で処方された薬を一生飲み続けなければいけない」という状況になっているのは、パーキンソン病のおばあちゃんだけに限らず、家族・知人に何人もいます。

つらい症状を一時的に抑えられるというのは、ありがたいことなのですが、できれば薬の量は減らしていく方向で。それ以外の方法で、症状の緩和ができればいいのではないかなと思っています。

薬の副作用・漢方薬の副作用

パーキンソン病の症状を抑える特効薬と言われている「L-ドパ」は、副作用が問題とされいるようです。

長期間服用すると効果が出にくくなったり(ウェアリング・オフ)、不随意運動(ジスキネジア)や、妄想・幻覚といった神経症状が出てきたり・・・これは、本人と家族にとって大きな悩みとなっているそう。

一方、漢方薬は、症状の進行や体質に合っているものをきちんと処方してもらえば、副作用はほとんどないと言われています。

パーキンソン病の初期段階であれば、症状を抑えることができ、薬の量を最小限にして副作用を軽減することが可能だそうです。

漢方薬で症状が改善した方の体験談

漢方薬を服用して、パーキンソン病の症状が改善した方の 体験談 を見つけたので、一部抜粋してご紹介します。

パーキンソン病で悩んでいましたが、漢方を飲みだしてこわばり、痺れがマシになり動けるようになってきました(60代 女性)

パーキンソン病による手足の震え等が安定しています(60代後半 男性)

パーキンソン病と診断されましたが、漢方薬を服用してから少しずつ改善しています。(62歳 女性)

朝起きた時にビリビリとしびれがあり、漢方でおさまりました(64歳 女性)

適切な漢方薬を服用することで、症状が軽減している方がたくさんいらっしゃるようです。

実家のおばあちゃんは、病院の薬に頼る生活なので、薬を減らして漢方薬を取り入れる、という方向にいくかは分かりませんが・・・

「病院の薬は飲みたくない!」という方であれば、早いうちから漢方薬を試してみるのはいいことだと思います。

ただ、漢方薬の効果には個人差があり、症状の進行・体質などによって調合や処方が異なるので、必ず専門の漢方医や医師に処方してもらいましょう。

漢方薬の服用についての注意点

症状がどんどん進行してしまい、手遅れになる前に・・・

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